宇宙碧の諸行無常物語り

日々の出来事。家族発達凸凹あり。不思議話好き。

思いふけり④…

さて、とうとういとこのK子があの世へ旅立ってしまいました。

 

危篤状態と言って2週間と1日

最期は家族に見守られ、穏やかに旅立ったようです。

亡くなる前日、私は面会をしました。

危篤状態よりやせ細って眠っている。

声掛けにも反応はなかったけど、

唯一、目を開けようとする仕草の場面があって

 

あっ!K子が目を開こうとしているけど…

若干白目が見えただけで、力なく閉じた…場面を見ました。

 

本人にとって開けたくても開けられないと言った所でしょう。

昔、叔父が亡くなる前に言っていた事が思い出されます。

 

目を開けたくても開かないんだよ。

 

亡くなる前に会っておいて良かったなとも思いましたし、K子も皆の心の準備を待って逝ったのかもなと感じました。

 

亡くなる少し前に、K子の父親が、

 

K子が呼びに来た

 

と、言っていたとK子旦那さんが言っていました。最期ぐらい顔を見せて欲しかったのかもしれませんね。1度も面会に行かなかったそうです。

 

昨日、認知症になった叔母にも話そうとお宅訪問をした時、

 

お!アオイじゃない。

 

と、私を認識してくれました。

前は、会話をしても

誰だっけ?という顔をしていましたから…😅

 

そんな時にさり気なくK子の葬儀日程の紙を机に置き、何これと言わんばかりに見た時、

 

え?K子が!?

そう言えばK子が昨日夢に出てきたんだよ。

 

と、ここでもK子が夢の中で挨拶に来たようでした。認知症の叔母がまだらな感じではなくハッキリした記憶があったようで、K子が…と何度も言っていたので、本当にそうなんだろうなぁ…と感じました。

 

多分、すでにその事すら忘れているのかもしれませんが、私が叔母に言ったのは

 

多分今日もK子が夢に出てくるかもしれないから夢の中で会話をしてやってね。

 

夢の中ではしっかりとした叔母が存在していると思われるのでね😊

 

K子の旦那さんのいとこ達にも旦那さんが訃報の話をしに行ったら、

 

え!K子は無敵じゃなかったの?

 

と、言っていたようで、確かに性格は無敵だったけど、遺伝子に負けたって感じだよね…と旦那さんとの会話で笑い話になりました。

 

何はともあれ太陽の様な存在だったK子でしたが、最期の集大成で人脈をみて見れば、とても幸せで楽しい人生だったんだと分かって、

よかった..(´>ω<`)と嬉しい哀しい気持ちになりました。