さて、先日の金曜日に旦那殿が大学病院へ転院になり、その時の様子を先ほど旦那殿から話を聞きました。
当日、旦那殿が転院時に錯乱していたようで、病院側には「もういい(身体が辛いという意味で)」的な話をしたようでした。
それをどうも鵜呑みにした病院側は、大学病院側に「終身の以降」と伝えたようでした。
本来は家族の同意なく「終身ケア」は無し。
いくら本人が言ったとしても、精神状態がどうだったかを本来は落ち着いて判断しなければならない、と後ほど旦那殿がぼやいていました。
大学病院側ではそれを鵜呑みせず、きちんと患者の意向を再度確認。
結果は終身ではなく、リハビリで回復をしていくという方向で話を進めてもらっています。
そんな金曜日ですが、左心室が6%しか稼働していない事実があり、先生の説明と意向でその日に心臓カテーテルと心臓に管を通し電気を流して心臓の回復を促す手術をしました。
この土日では心臓が保たないと思ったんでしょうねぇ。先生もお休みだし。
夕方~夜遅くまで先生方が頑張って処置をして頂きました。
病院側の先生は若い先生だったので、判断が難しかったところがあったのかなと思いました。転院時間も、大学病院側に10時着のはずだったようですが、病院側が10時出発と勘違い?していたようでした。
もろもろ思うところが旦那殿にあったようですが、一生懸命治療をしてもらっていたのは事実なので今後を期待したいですね。
糖尿病の先生は女性の方で、すごく親身になってもらっていましたし。
そんなこんなで手術を終えた旦那殿でしたが、あっという間に麻酔から目が覚めたようで口の中に管を入れるとき、嘔吐反射が酷く入れられず、これこそ「死んだ方がまし」と思ったそうです。
全身麻酔だったよね?と聞くと
そうだけど、先生の声も聞こえていたし。。。意識はしっかりあった。
あれ?全身麻酔って
気づいたら終わっていた。という話を聞くんだけど・・・。
そんなことはない。
だって。。。効きが悪かったのかしら。
そりゃ、麻酔が効いていたら嘔吐反射という現象がなかったかもだよなぁ。
と素人が考えても仕方ないのでひとまず終わったことに一安心。
しばらくICUで2週間ほど過ごす羽目になった旦那殿。
そんなICUでの生活は結構過酷みたいで、不眠症になっているのと事。
ICUと言ったら、日々生きるか死ぬかの瀬戸際な方が入る病棟。
そんな中、繊細な旦那殿が人生の悲喜交交を毎日身近で感じているという。
どんな感じ?と聞いてみると、
ある人は口の中に器材を入れて管を入れるんだけど、器材を抜いた途端「ピーーー」って鳴っていところとか、などなど・・・。
それって周りがカーテンで仕切られているのに、旦那殿は見えるの?
・・・・・そういえばそうだよね。
と、夜に旦那殿が幽体離脱してるんじゃないかと言うぐらいリアルな話をしてくれていました。
でも、旦那殿にも少し念透視能力があるようなので、今は研ぎ澄まされている状況なんだなとも思いました。
幻覚も見るし。。。と言って、ベッドの上の先にコードがぶら下がっているのですが、それが「猫」に見えるんだよ。とのこと。
えー、可愛いじゃんと言うと、
旦那殿曰く「化け猫がゆらゆら動いてる」らしい。
そりゃ、そんな悠長な事言っている場合じゃないよな・・・。
という訳で、眠れない旦那殿には耳栓を買ってあげて、今日は少しは眠れるのかどうなのか。。。
また明日行ってきます。